ご安全に!コネギです。僕は、米国市場に連動するS&P500を中心にインデックス投資をしています。
トランプさんの関税発言もあり、株価が暴落中の今、投資握力が弱まっている人も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、投資握力を高めるデータを紹介していきます。過去のデータや投資の格言などを皆さんと共有しようと思います。
投資の基本は「安く買って、高く売る」です。今が、安く買っての時ではないでしょうか。

長期積立投資家として投資握力、ガチホする力をつけていきましょう。
自分に言い聞かせて書いている部分もあります(笑)
・暴落時にしてはいけないこと
・ガチホがしたくなるデータ
※仮想通貨の取引にはリスクが伴います。投資判断はご自身でお願いいたします。
暴落時にしてはいけないこと
1.狼狽売り
株価が暴落し焦って売ることです。いわゆる「狼狽売り」です。株価が下がり動揺して冷静な判断が出来ず、売ってしまうことが最もダメな行為です。
株価は急落した後、数か月・数年で戻ることがほとんどです。
3月下旬・4月前半に株価が急落しましたが、現在(2025年4月後半)はゆるやかに株価は上昇しています。冷静な判断とどっしりとした気持ちで様子見しましょう。
また下がるかもしれませんが、僕たち一般人は株価がどうなるかなんてわかりません。株価予想は投資の神ウォーレン・バフェットに任せておきましょう。
2.積立投資をやめる・投資金額を減らす
次にしてはいけないことは、積立投資をやめる投資金額を減らすです。株価が暴落時は安く仕込めるチャンスです。「上がったらハッピー、下がったらラッキー」です。
皆さんはドルコスト平均法をご存知でしょうか。株価を気にせず毎月・毎日同じ価格を積み立てていく投資です。長期積立投資は淡々と続けていくことが大切です。

3.調べもしないで上昇しているものに手を出す
あ、これ僕ですねぇ…。上昇しているってだけで手を出した商品もありました。調べた結果、自分が納得して買うならいいと思います。
長期目線で買うならいいと思いますが、短期で他の株が下がっているから調子のいいこっちに乗り換えようみたいなことはしないでください。結局損をすることがほとんどです。
上昇しているものって、基本もう遅いと思った方がいいでしょう。みんなそれに気づいてもう仕込み終えた後なんですから。

投資は冷静な判断と忍耐力・気にしない力が大切ですね。
暴落時にしてはいけないこと、1.狼狽売り2.積立投資をやめる、投資額を減らす3.上昇しているものに手を出す、でした。
ここからはガチホするために、知っておきたいデータ・格言です。
ガチホするためのデータ・格言5選
1.株価は上がり続けている
株価は右肩上がり続けています。

ITバブル崩壊やリーマンショック、コロナ禍などの暴落を経ても、株価は上下を繰り返しながら基本的に右肩上がりで推移しています。
実際、過去30年間でS&P500はおよそ10倍以上に成長しており、年間平均リターンは約7〜10%と言われています。多くのプロの運用機関ですら、市場平均を長期的に上回るのは難しいと言われています。
だからこそ、僕たち一般の投資家にとって大切なのは、「市場全体の成長に乗ること」だと感じています。
2.運用期間が長いほど安定する

長期運用を続けることによって元本割れがなくなるというデータです。年数が低いほど上下の散らばりが大きく、年数が経つほどに散らばりがなくなっていきます。
1年間の運用で最大-48.7%のマイナスがあった年もあれば、次の年には+60.7%の大きなリターンを得た年もありました。このように、短期的には大きな変動がありますが、長期でみると安定した結果になります。
時間を味方にした運用は効果的です。
これからのこと、未来のことは誰にもわかりませんが、過去のデータを見ることで投資握力が高まります。
3.プロスペクト理論

投資をしていると、どうしても短期的な損失に不安を感じることがあります。しかし、これは人間の感情として自然な反応です。心理学的に言えば、プロスペクト理論です。
僕たちは利益を得る喜びよりも、損失を被ることに強い感情的な反応を示す傾向があります。つまり、損失の方が利益よりも感情的に大きく影響を与えるということです。
だから、短期的な損失を見たときに不安を感じるのは、決して特別なことではなく、ごく普通のこと。とりあえず様子見をして、冷静になることが重要です。
4.「稲妻が輝く瞬間を逃すな」

「マーケットに居続けることが重要だ。なぜなら、稲妻が輝く瞬間はいつ来るか分からないからだ」「市場から退場していると、大きな上昇の瞬間(=稲妻のような瞬発的な上昇)を逃してしまう」
よく使われる表現です。株式投資をしていると「稲妻が輝く瞬間」に出会うようです。株式市場では、ある一日やほんの数日だけに大きく跳ね上がる“稲妻のような瞬間”があります。
その瞬間に市場から離れていたら、大きなリターンを取り逃してしまいます。
そしてその瞬間というのは、事前に予測することはできません。
僕たちは、その輝きを見たいがために株式投資をしているのかもしれません。一攫千金を狙うギャンブルではなく、ほんの一瞬だけ訪れる奇跡に立ち会うための行動なのかもしれません。
5.資本主義はゆるやかなインフレになっている
これも市場経済は右肩上がりと似ています。世界の多くの国は資本主義経済を採用しています。米国も日本もそうです。
資本主義は基本ゆるやかにインフレしていきます。資本主義は「企業が利益を出し、投資が行われ、人々の生活が豊かになっていく」ことを前提とした仕組みです。
アメリカのFRB(連邦準備制度)や日本銀行は、「年2%くらいのインフレ」が経済にとってちょうどいいと考えています。
このことから株価も上昇を続けると思っています。インフレは物の価格は上がってお金の価値は下がります。だからこそ、お金を“ただ持っているだけ”ではなく、うまく使ったり、投資に回したりすることがこれからますます大切になってきます。
最後に
僕は思うんです。
お金持ちには権力がある。そして、そんな権力のあるお金持ちが「もっとお金持ちになりたい!」と思っている、と。実際、投資をしていないお金持ちなんて、ほとんどいないんじゃないでしょうか。
そんな人たちが、自分たちの資産が減るようなことを、長い目で見てずっと放っておくとは思えません。どこかで必ず、株価を上げる方向に動く。そうでなければ、自分たちも損をするからです。
だから僕は、そういう「お金と力を持っている人たちの欲望」にある意味、信頼を置いています。
自分の未来を信じるというより、彼らの“欲望”を信じて投資しているのかもしれません。
まとめ
暴落時にやってはいけないこと
1.狼狽売り
2.投資をやめる・減額する
3.調べてない商品を買う
ガチホするためのデータ・格言
1.株価は上がり続けている
2.運用期間が長いほど安定する
3.プロスペクト理論
4.「稲妻が輝く瞬間を逃すな」
5.資本主義はゆるやかなインフレ
ここまで読んで、少しでも「投資を続ける力=握力」が高まったでしょうか。
今回の株価の急落は、「暴落」と呼ばれるほどのものではないという声もよく目にします。
でも、僕にとっては、投資を始めてから初めて経験する“下落”です。
数字以上に、心がざわついたり、不安になったり…。そういう感情こそがリアルだと思います。
だからこそ、今回の経験を通して「なぜ投資するのか」「自分はどう向き合っていくのか」を考えるきっかけにまりました。

これからも投資を淡々と続けていきます。それではばいばーい。
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